19/10/15 17:28:03.99 ISMVDkIj0.net
>>511
>いつ天皇が神だと宣言したの?
明治3年の大教宣布の詔のあたりだね
「宣教使」なる役職を作って大教=国学思想に基づく国家神道を全国に広めようとした。
実質国家が新しく宗教を作ったようなものだ。
この運動で廃仏毀釈等の軋轢が起こった。
ただ、明治当時は諸外国からキリスト教弾圧への懸念が出た
りして神道の国教化自体は頓挫したと言われる
その後、大正デモクラシーや天皇機関説が出たりして民主化
が進むかと思ったら昭和になって社会情勢が不安定になり
逆に天皇の神格化が進んだ
文部省が昭和12年に出した「国体の本義」という本にも
天皇は統治權の主體であらせられるのであつて、かの統治權
の主體は國家であり、天皇はその機關に過ぎないといふ說の
如きは、西洋國家學說の無批判的の蹈襲といふ以外には何ら
の根據はない。天皇は、外國の所謂元首・君主・主權者・統
治權者たるに止まらせられるお方ではなく、現御神(あきつ
みかみ)として肇國以來の大義に隨つて、この國をしろしめ
し給ふのであつて、第三條に「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラ
ス」とあるのは、これを昭示せられたものである。
とある。
文部省がはっきりと天皇は「現御神」であると言っており
大日本帝国憲法の「天皇ハ神聖ニシテ」とは単なる統治者で
はなく神なんだと言っているというわけだ
憲法学の論理としてこれが正しいかどうかさておき
大日本帝国政府はこういう方針で庶民を教化していた