19/10/13 05:25:29 BbWTz7zX0.net
ある日、チンギス・カンは重臣の一人であるボオルチュ・ノヤンに
「男として最大の快楽は何か」と問いかけた。
ノヤンは「春の日、逞しい馬に跨り、手に鷹を据えて野原に赴き、
鷹が飛鳥に一撃を加えるのを見ることであります」と答えた。
チンギスが他の将軍のボロウルにも同じことを問うと、ボロウルも同じことを答えた。
するとチンギスは「違う」と言い、「男たる者の最大の快楽は敵を撃滅し、
これをまっしぐらに駆逐し、その所有する財物を奪い、
その親しい人々が嘆き悲しむのを眺め、その馬に跨り、
その敵の妻と娘を犯すことにある」と答えた。(モンゴル帝国史)