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平成十一年法律第百三十六号
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律
（定義）
第二条 この法律において「団体」とは、共同の目的を有する多数人の継続的結合体であって、
その目的又は意思を実現する行為の全部又は一部が組織（指揮命令に基づき、あらかじめ定められた任務の分担
に従って構成員が一体として行動する人の結合体をいう。以下同じ。）により反復して行われるものをいう。
（組織的な殺人等）
第三条 次の各号に掲げる罪に当たる行為が、団体の活動（団体の意思決定に基づく行為であって、
その効果又はこれによる利益が当該団体に帰属するものをいう。以下同じ。）として、当該罪に当たる行為を実行する
ための組織により行われたときは、その罪を犯した者は、当該各号に定める刑に処する。
八 刑法第二百二十条（逮捕及び監禁）の罪 三月以上十年以下の懲役
九 刑法第二百二十三条第一項又は第二項（強要）の罪 五年以下の懲役
十一 刑法第二百三十三条（信用毀損及び業務妨害）の罪 五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金
十二 刑法第二百三十四条（威力業務妨害）の罪 五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金