19/10/03 19:35:38.65 6FMp3VNQ0.net
>>902
『日本原電で津波想定や対策を担当していた』安保秀範(あぼ・ひでのり)氏。
大学院では応用力学の研究室に所属。1985年に東電に入社し、2016年からは東電設計に移っている。
2007年10月から2009年3月まで原電の開発計画室土木計画グループのグループマネージャーとして『出向し』、
東海第二原発の耐震バックチェックに関する業務を担当していた。
『東電の「津波地震を考慮する」という判断に引っ張られて』、
『日本原電も防潮壁の設置した場合の敷地浸水をシミュレーションするなど、対策に動き始めていた』。
『ところが2008年7月31日、東電は方針変換して津波対策の先送りを決める(いわゆるちゃぶ台返しの日)』。
東電の先送り決定直後に、安保氏は、「なぜ方針が変わったのか」と東電・酒井氏に尋ねた。
「「柏崎刈羽も止まっているのに、これに福島も止まったら、経営的にどうなのか、って話でね」と酒井氏は答えた」。
安保氏は検察の聴取に、そのように述べていたことが、公判で明らかにされた。
『当時、2007年7月の地震により柏崎刈羽原発の7基が全て止まったままで、東電は2007年度、2008年度連続の赤字がほぼ決まっていた』。
酒井氏の発言について、この日の公判では、安保氏は
「今の記憶ではありません」「そういうふうに思ったということだと思います」などと述べ、内容を明確には認めなかった。