19/10/03 15:24:39.70 yiGmb6gN0.net
>>416
inodeはファイルの実体と対だから全然構造が違う
あくまでもディレクトリエントリが指し示す方向がinodeというだけのシンプルな構造
実身仮身の場合はinodeが実身に相当しキャビネット(システムプールのようなもの)に配置される
そしてディレクトリという考え方がない ‘..’ で参照することが構造上できない
unixでいえば一つのディレクトリにすべてのファイルが配置されているようなもの(実際はユーザー単位)
この時点でもうね
ここからは実身をR、仮身をTと書く
Rに対するリンクがT、最低一つファイル生成時に作られるが任意の数だけ生成できる
Tは一つずつ個別の管理情報がついてる
Tが全て消えて参照カウンタが0になればRは削除される
ファイルシステムの面から見るとたったこれだけ、なのだが厄介なのはここから
TはRに埋め込むことができ、そもそもの目的がこれ
基本構想ではどんな種類のRにもTが埋め込めるはずだったが無理がありすぎてこれは限定されてる
例えばあるドキュメントR1に静止画T2,T3,T4を埋め込んだ、などの使い方がある
これが任意方向のリンク構造を作ってしまう原因になっている
例えばT3には対になるR3があるが、このR3を消したければ
ドキュメントR1を削除するか、R1を編集してT3の埋め込みを削除しないといけない
他のドキュメントにもT3が埋め込まれていたならそれもユーザーが探さなければいけない
すなわちドキュメント操作をしなければファイル操作ができない作りなのだw
そしてR1のT1 , T1-2 , T1-3… がどこかのRに埋め込まれていたら・・
根本的に解決できないのでシステムツールにもサポート機能がある
指定したRのTがどのRに入っているのか探し出すというものw