19/09/20 12:02:21.97 lyC+Fyyf0.net
台風の通り道となっている沖縄電力では同60メートルという、独自の基準を設けている。
その結果、千葉県南部を中心に最大93万軒が停電した。
東日本大震災以降で東電では最大規模の停電となった。
千葉県君津市では、高さ57メートルと45メートルの送電線の鉄塔2基が倒壊し、
これが10万軒の停電につながったという。この2基の倒壊が確認されたのは9月9日になってからだ。
設備投資費用を削減していた東電
東日本大震災の原発事故で経営が厳しくなった東電は、送電関連の設備投資を極端に絞っている。
送電や配電設備に1991年には、およそ9000億円が投じられていた。ところが2015年は2000億円にとどまっている。
単純計算で2割強だ。
不思議に思うのは、東電の川村隆会長や小早川智明社長が出てきて、
見通しの甘さについて反省の弁を、なぜ述べないのか。
子会社の責任とばかり、知らん顔を決めこんでいて、いいのか。
森田知事もそうだが、東電のトップも自覚が足りないように映る。
電力各社の送電施設の整備は1970年代に進んでおり、更新時期が迫っている。
送電線の鉄塔は70年代に建てられたものがほとんどだといわれており、
千葉県君津市の鉄塔は72年に完成したものだった。
東電管内の鉄塔の平均使用年数は42年。電柱の地中化は台風対策として有効だが、
電柱を地中化するのは1キロメートル当たり4~5億円かかるといわれる。
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