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「日本人はなぜアマゾンに怒らない」潜入ジャーナリストが暴く現場の絶望
2019.9.20 5:35
URLリンク(diamond.jp)
―アマゾンのバイトは、どのあたりが一番辛かったですか?
たくさん歩くことでしょうね。歩数を計測できる機能のついた時計を身につけて測ったんですが、
6時間45分の労働時間で歩行距離は20キロを超えるんです。
10時間働いている人は30キロ以上になるんじゃないでしょうか。
くも膜下出血で亡くなった59歳の女性の場合、倒れてから救急車が到着するまで1時間前後もかかっていました。
なぜかというと、アルバイトは携帯電話の持ち込みが禁止されているし、
アマゾンの物流センターでは、こうした場合の連絡系統が厳格に決まっているんです。
発見者からリーダーに報告し、次にスーパーバイザー、そしてアマゾン社員…といった具合に。
この連絡網をすっ飛ばして119番するわけにはいかないというのです。
アルバイトを人間としてリスペクトしているとは到底思えない。
いくら定食が安かろうが、そういうことでカバーできないですよ。人を人として見ていないんだから。
イギリスやフランスの潜入記者たちも、僕と全く同じ感想を持っていたのが印象的でした。
アマゾンは日本でも租税回避をしています。法律を犯しているわけではないから「脱税」ではないものの、
税制の抜け道を上手に探して納税額を最低限に抑えているわけです。
これは、アマゾンを追及したイギリスの政治家・ホッジ氏が指摘するように、
「抜け道を無理やり見つけて悪用している」といえます。
しかし、日本では政治家もマスコミも、こうした指摘をほとんどしていません。