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【ニューヨーク=橋本潤也】米マサチューセッツ工科大(MIT)は7日、学内にあるデジタル技術の研究拠点・メディアラボの伊藤穣一所長(53)が辞表を提出したと発表した。
伊藤氏には、少女への性的虐待などの罪で起訴された米実業家ジェフリー・エプスタイン氏から資金提供を受ける際、犯罪歴を知りながら関係を隠そうとした疑いが浮上していた。
IT業界の第一人者がモラルを問われる事態に発展した。
エプスタイン氏は、トランプ大統領やクリントン元大統領らと親交があることでも知られ、事件は全米の注目を集めた。起訴後の8月10日、ニューヨーク市内の勾留施設で自殺した。
この後、伊藤氏は声明で、2013年に知り合ったエプスタイン氏からメディアラボや自身が資金提供を受けたことを公表した。エプスタイン氏の自宅を訪れたことも認めたが、事件の話はしたことはないと主張した。
今回の辞表提出のきっかけとなったのは、米誌ニューヨーカーの6日の報道だ。
報道によると、MITは、同様の罪で08年に実刑判決を受けたエプスタイン氏を寄付の適格者から外したが、メディアラボは資金提供を受け、匿名で処理していた。
内部では、名前を口に出してはいけないとして、エプスタイン氏には、小説「ハリー・ポッター」に登場する悪役「ヴォルデモート」というニックネームもついていたという。
報道が事実なら、伊藤氏らがエプスタイン氏の過去の性犯罪歴を知りながら、資金提供を受けるために、提供先を隠す工作をした可能性が出てくる。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、エプスタイン氏はメディアラボに52万5000ドル(約5600万円)、伊藤氏自身が保有するファンドに120万ドル(約1億2800万円)をそれぞれ援助したという。
伊藤氏は、多数のIT企業の経営や投資に携わった実業家として知られており、インターネットにも精通し、11年にメディアラボの所長に就任した。
今回、メディアラボの所長やMITの教授ポストに加えて、ニューヨーク・タイムズの社外取締役も辞任した。
(ソース)読売新聞オンライン
伊藤穣一所長ら、資金提供者の「性犯罪歴」知り隠ぺい工作か
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
2019/09/10 08:08