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日本人の元妻が親権を持つ２人の子どもを小美玉市から国外に連れ去ったとして、パキスタン国籍の３７歳の男が所在国外移送目的誘拐の疑いで警察に逮捕されました。
調べに対して、男は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、パキスタン国籍のユサフ・リズワン容疑者（３７）で、警察によりますと５年前の９月、小美玉市に住んでいた日本人の元妻が親権を持つ２人の子どもを連れ出して出国したとして、所在国外移送目的誘拐の疑いが持たれています。
連れ去られたのは当時９歳の長男と７歳の妹で、いずれもユサフ容疑者の実の子どもだということで、警察が元妻からの届けを受けて捜査したものの、すでに出国したあとで行方がわからなくなっていたということです。
その後、１３日、ユサフ容疑者が日本に入国するという情報があり、警察が空港で任意同行したうえで逮捕しました。
調べに対して、容疑を否認しているということです。
警察によりますと、ユサフ容疑者が１３日入国した際には２人の子どもは一緒ではなかったということで、警察は子どもたちの所在の確認や当時のいきさつなどについて、さらに詳しく調べています。
08月14日 11時03分
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