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リーマン対応、日銀に焦燥感=苦悩深まる「市場との対話」-09年上半期議事録
2019年07月16日20時30分
 日銀は16日、2009年1~6月に開催した金融政策決定会合の議事録を公表した。前年9月のリーマン・ショックを発端とする急速な経済危機に対応するため、「異例中の異例」とも言える政策を相次ぎ打ち出していた時期。しかし金融市場から十分な評価は得られず、議事録からは日銀の焦燥感が浮かび上がる。
 「率直な印象を言わせてもらうと、米国は『何でもやる』という言い方をする。日本の方がよくやっているが、(消極的との)イメージはそうなっている」
 日銀が企業の発行する社債の買い取りを決定した2月19日の会合。政府代表として出席した竹下亘財務副大臣(以下、肩書は当時)は、「われわれ自身は最善の政策を追求している」と語る白川方明総裁を批判した。
 実体経済の底割れを食い止めるため、日銀は年明けから奔走した。2月の社債に先立ち、1月にはコマーシャルペーパー(CP)の買い取りも決定。「中央銀行としてなし得る最大限の貢献を行う必要がある。追い込まれてからではダメだ」(亀崎英敏審議委員)。日銀が企業の破綻リスクを抱え込むことへの覚悟を示す発言が相次いだ。

 しかし、異例の政策も効果が出るまでに時間はかかり、副作用があるのも事実。白川総裁は「(こうした論点を)丁寧に説明すると、日銀が積極的な金融政策をやりたくないと見られる」と戸惑いを示した。
 日銀に対する「出遅れ」批判が定着したのは、リーマン・ショック直後の08年10月、米欧6中央銀行が実施した協調利下げに参加しなかったことがきっかけ。「これまで相当先を見越してやってきているが、金融市場は日銀が立ち遅れていると見ている。非常に残念だ」。4月の会合で、野田忠男審議委員は全員の悔しさを代弁した。
 その後も円高・株安傾向は続き、日銀は13年春の白川総裁の任期末まで「市場との対話」に苦しむことになる。
 後を継いだ黒田東彦総裁は大規模な「異次元緩和」を打ち出し、円安と株高の演出に成功。ただ、6年余を経ても物価目標の2%は達成できず、金融機関の収益低下といった副作用が拡大する。政策の複雑さは増しており、現在の日銀もまた情報発信の難しさに直面している。


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