19/07/17 01:45:17.08 6YVeyJ730.net
・本来「MMT」は米豪の経済(貨幣)の民主化運動という方向性を持ったものを指します
成長が常態の彼らにとって問題意識は、弱者共済や経済の民主化、量だけではなく質への転換等だからです
・そのMMTの中にある「現代の貨幣の仕組」を説明した、部分としての「純MMT」はただの事実です
この純MMT、コアMMT自体は他の経済学でも利用できます
・日本での経済成長(発展)を目的とした財政出動論は純MMT+ポストケインズ経済学による
特定のイデオロギーに基づいた政策提案です。成長している米国等とは問題の段階や意識が違います
・ゆえに米豪のMMT、純MMT、日本での純MMT+ポストケインズはそれぞれ目的や守備範囲が違います
ここの混同が時々バトルを生みますが、不毛なのでちゃんと区別を理解しましょう
・主流派経済学の誤った貨幣観、経済観に対する問題意識という点ではみんな一致しています。仲良くね
MMT
・JGP→雇用保障プログラム。MMT的にはこれが本丸の政策提案の一つ
実質賃金の設定であり、ブラック企業の撲滅であり、社会の遊休資源を活用する一種の社会民主主義政策
失業保険という意味だけではなく、困窮者への支援となる仕事の拡充等々、選択の幅はとても広い。要議論
・GND→グリーンニューディール。ただ経済の規模だけを追うのではなく量から質へ視点を広げた一つの政策提案
(人道的な観点に立ったある種の民主化運動。国と国民を弱らせて食い物にしている連中への怒りが動機か)
日本の純MMT+ポストケインズの政策提案
・下記の純MMTにケインズ政策を合わせ、20年間停滞している日本経済を活性化させよう論。マクロ経済的
→政府が財政支出をすることで総需要を増やし、設備投資による生産力と供給量の向上を促します
結果として経済成長が起こり日本が発展しますという主張。反緊縮で財政出動が足りない派
(しかし論者の多くが弱者救済を言わず、あくまで土建に拘る変な傾向あり。質より量というマクロ志向)
(出しどころは有効性をよく考えて欲しい。あと格差も考えて。格差是正しないと発展どころか全体が萎むよ!)