19/07/16 11:17:09.03 U4rk3wzN9.net
7/16(火) 11:06配信
難民認定申請基準を厳格化 トランプ政権 メキシコ経由の入国申請ほぼ不可能に
トランプ米政権は15日、不法移民対策として、南部国境での難民認定の申請基準を16日から厳格化すると発表した。事前に他国で難民申請していることを条件とする。中米諸国からメキシコを経由して米国入りする移民の難民申請はほぼ不可能になるとみられ、人権団体などが批判している。
バー司法長官は声明で「多数の移民の手続きや拘束に多額の負担がかかっている」と主張し、新基準が移民流入の「抑止力」になると強調した。米国では、治安悪化や貧困に苦しむグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの中米3カ国の移民による難民申請が増加。裁判所の審理中に行方をくらまし不法滞在するケースが絶えず、米政府は問題視してきた。
新基準では、母国を除き、米国に到着するまでのメキシコやグアテマラなどで移民が難民申請していることを義務づける。ただ、例外として、人身売買の被害者や他国で難民認定を拒否された人の申請は受け付ける。
米国の移民国籍法は入国方法や経路にかかわらず、外国人は難民認定を求めることができると規定する。米メディアによると、人権擁護団体「米自由人権協会（ACLU）」は「新基準は移民国籍法違反」として提訴する予定で、裁判所の判断で新基準が無効化する可能性がある。
トランプ米大統領は2020年大統領選に向け、看板公約である不法移民対策を次々と進めている。【サンパウロ山本太一】
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