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まるっとしてたっぷりとしたお腹が特徴のアザラシ。北海道の水族館「アザラシシーパラダイス」(紋別市)のオスアザラシ・あぐくん(31歳)には、お腹を使った特技があるという。それが、こちらだ。
「寝てても良い音(笑) 何回も聞いてると何かのリズムのようです(笑)」
仰向けに寝そべり、短い手で高速に自らのお腹を「ペチペチペチ」と叩いている。目をつぶって聞いていると、拍手の音のようでもあり、まさかアザラシの腹太鼓と思えない。
■腹太鼓は「バイバイ」のあいさつ
「ゴマフアザラシにとって元々お腹を叩くということは威嚇だったんです。それをトレーニングに利用しまして、バイバイに見立てています」
そうJタウンネットの取材に語るのは、あぐくんの飼育員を務める大場亜矢子さん。訪れたお客さんへの「バイバイ」の挨拶として飼育員が合図を送ると、ぽっちゃりとしたお腹を高速でたたいて見事な腹太鼓を聞かせてくれる。
この他にもわっかをキャッチしたり、腹筋トレーニングの様子を見せたりと様々なトレーニングによって習得した特技を待ちあわせているという。器用に技をこなすあぐくんに訪れたお客さんからは驚きの声が上がっているという。
芸達者なあぐくんの腹太鼓はツイッター上でも大きな話題に。
「かわいいパチパチパンチ!」
「タプタプタプタプ♪」
「よい音となめらかなお腹がぴったり、まったりしていて(●´ω`●)」
ずっと見ていると、なんだか人間のおじさんのように見えてきて不思議だ。とは言え、実際に家のなかでこんな格好で腹太鼓を叩かれたら、たまったものではないかもしれないが...。
北海道を訪れた際はぜひあぐくんに会いに行って、直接確かめてみてほしい。
2019年6月24日 18時3分 Jタウンネット
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