19/05/22 12:27:44.23 B8B9zEvj0.net
もともと旧宮家は天皇家の直系に皇位継承者がいなくなったとき、代わりに皇位継承者を出して
男系の皇統を維持するために、いわば「血のスペア」として、約700年にわたり
天皇家の直系と併存してきた傍系の皇族(戦後に皇籍離脱)。徳川家における御三家みたいなもの。
かつては世襲親王家と呼ばれ、最大で4つ(伏見宮、桂宮、有栖川宮、閑院宮)あったが、
3つはすでに断絶してしまい、今残っているのは最も古い伏見宮の系統だけだ。
しかし旧宮家には現在でも男系男子が10代の者を含め、それなりの数がいる。
もちろん悠仁親王が結婚して、男子が生まれるのが一番理想的だけれど、
悠仁親王に万が一のことがあったり、男子が生まれなかったことを想定した場合、
そういうときのために古くから存在している旧宮家という「血のスペア」を利用しない手はない。
天皇家の歴史や伝統の観点からすれば、これまで全く前例のない女系天皇を認めるより、
旧宮家の皇族復帰(厳密に言えば旧宮家の男系子孫の男子に皇族の身分を与えて新宮家を設立)か
旧宮家の男系男子を養子として天皇家に迎えるほうがはるかに理にかなっている。