19/04/27 14:02:24.08 H/ekbdY20.net
ナチスには神秘的な力で我々を魅惑し、熱狂させる何か違ったものがあったのです。
それは旗をなびかせ、じっと前方を見つめ、太鼓を打ち鳴らしながら進む若者たちの一糸乱れぬ行進でした。
この共同体には何か心を揺さぶる圧倒的なものがありました。
しかし、私の父がナチスについて語る時、その言葉に感激や誇りが無く、それどころかひどく不機嫌な響きがあるのが理解できませんでした。
父は「連中の言うことを信じるな、連中はオオカミだ。ナチスはドイツ国民を恐ろしいかたちで誘惑しているのだ」
というのです。
しかし父の言葉は、興奮した私たち若者の耳には入りませんでした。
ヒトラー・ユーゲントの手記より