19/03/16 15:16:37.00 iUE28EOu0.net
A氏を病棟で担当したのは当時、免許取得後2年目のB看護師。
現在、柳原病院には勤務していない。起訴事実は「5月10日午後2時55分から
午後3時12分までの間、病院の病室内において、手術後で抗拒不能状態にあり、
ベッドに横たわる女性患者に対して、診察の一環として誤信させ、
着衣をめくって左乳房を露出させた上で、その左乳首を舐めるなどの
わいせつ行為をしたとしている」となっており、その間の男性外科医の
行動について、検察側、弁護側双方が確認した。
証人尋問で整理したA氏、B看護師の当日の出来事は以下の通り。
14:45 A氏が408号室に執刀した医師2人に運ばれて入室。看護師2人で
対応。B看護師は手術室で申し送り。
14:50 ナースコールに対応後、ナースステーションでロピオン投与の準備。
14:55 ロピオン投与
この間に一度、B看護師はナースステーションに戻った可能性がある。
15:00 バイタルチェック
この間に、ナースコールが1、2回あった可能性がある。
15:15 バイタルチェック
15:20 ナースコール。A氏は「警察に電話しなきゃ」などと言っていた。
B看護師か母親がA氏にスマートフォンを渡す。
15:30 A氏が「乳首を触られた、しゃぶられた」などと訴える。
15:45 B看護師が所属する看護師チームリーダーに報告。
15:50 病棟師長とともに408号室。A氏が被害を訴える中で
「○○先生(病棟主治医)ならそういうことはしない」と言うので、
病棟主治医を呼んで3人で対応した。
16:17 A氏を個室に移した。
16:20 総師長の指示で個室から退室する。
17:00ごろ 個室内でA氏のトイレに付き添う。
B看護師は、術後に病室で男性外科医を見たのは、A氏の入室直後を除いて
2回と証言。1回はロピオン投与の前後で、男性外科医がA氏のベッドサイド
左手側にいて「痛そうにしているよ」などと話していた。B看護師と男性外科医の
どちらが先に病室にいたかははっきり記憶していないと説明した。
もう1回はB看護師がカーテンの中に入ろうとした時に、男性外科医がちょうど
出てきたところだった。この2回のどちらが先だったかもはっきり覚えていないと
証言した。起訴前の法廷での証人尋問と矛盾する説明もあったため、検察側、
弁護側とも入念に確認し、答えに詰まって涙ぐむ場面もあった。
カルテには、A氏の入室時点での意識レベルを「術後覚醒良好」と
記載していたが、「言葉の選び方を間違った」と説明。術後当初から
目がうつろで話し方がはっきりせず、15時過ぎにも「ここはどこ」
「どうしよう」などと話していたことから、せん妄状態だったと
認識していたと説明した。一方で、カルテにせん妄との記載がない点については、
「発言だけで行動がなく、時間とともに落ち着くと思った」と説明した。
事件当日は警察からの質問には答えていないという。
総師長が警察に職員への質問を控えるように要望していたためと説明した。
看護師に「ふざけんな、ぶっころしてやる」
手術後のA氏を病室で受け入れた看護師の1人は14時45分頃の検温の際、「
お熱を測りますね」と言いながら衣服に手をかけたところで、
「A氏が『ふざけんな、ぶっころしてやる』と言った。かすかな声だけど
はっきり聞こえた。無表情で目は開いていなかった」と証言した。
「気に障ることをしたかと一瞬ひるんだ」が、再度「お熱を測ります」と言うと
反応がなかったために計測したという。この看護師への捜査機関による聴取は
行われていない。
病室でA氏を受け入れた別の看護師も、A氏が入室時、「『痛い』とぼそぼそ
言っていた」と証言した。