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社員は派遣従業員を指導する立場
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１７日夜、つくばみらい市の工場で、男性社員が包丁のようなもので首を切りつけられて大けがをした事件で、この社員は切りつけたとみられる派遣従業員の男を指導する立場だったことが、警察への取材でわかりました。
警察はその後、自殺を図ったとみられる男の回復を待って事情を聞くなどして、詳しいいきさつを調べることにしています。
１７日午後１０時ごろ、つくばみらい市にある大手機械メーカー「クボタ」の工場の敷地内で、４０代の男性社員が包丁のようなもので首を切りつけられて大けがをし、
その後、駐車場に止めてあった車の中で、工場に勤務する４０代の派遣従業員の男が、首から血を流して意識不明の重体となっているのが見つかりました。
これまで、２人が直前にもみ合いのけんかをしていたことがわかっていますが、警察のその後の調べで、切りつけられた社員は派遣従業員の男を指導する立場だったことがわかりました。
１７日夜は２人とも夜勤で一緒に作業をしていて、休憩時間に工場の敷地内にある屋外の喫煙所でけんかになったということです。
また、男が意識不明となっていた車の中からは、血がついている複数の刃物が見つかったということです。
警察は社員を切りつけたあと、自殺を図ったとみられる男の回復を待って殺人未遂の疑いで事情を聞くなどして、詳しいいきさつを調べることにしています。