19/02/18 06:47:36.38 EkkhCwMxy
>>405
高齢者労働力率の推移(国際比較)
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海外諸国は、大きく労働力率を低下させた後、近年ではむしろ、反転上昇する傾向にある。日本も同じ反転上昇の動きを見せているが、上昇に転じた時期は海外諸国よりかなり遅い。
気楽に老後の生活を楽しむという、欧米流の考え方になじむようになるのに時間がかかり、気がついたときには、むしろ欧米の方が高齢化対策で先を行っていたという格好だ。
欧米の場合は、高齢期には働かない者が多くなっていたので、再度、働くようになれば、かなりの労働力が生み出される。
20代から50代までの40年間の就業年齢を、60代までの50年間に拡大すれば、労働力は25%増となる勘定である。欧米における移民人口が、約10%であるのと比較しても小さくない割合だ。
日本の場合は、あまり高齢者の労働力率が低下しない段階で、反転上昇に転じたので、実は、高齢就業拡大による労働力増の効果は、欧米に比べて小さい点に留意が必要だ。
そういう意味からは、むしろ、これまで主婦としての役割を重視してきただけに、今後の伸びしろの大きな女性高齢者に期待される部分が大きいといえよう。
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