18/12/11 17:02:32.93 oubSUvxv0.net
たしかにフランス人の暮らしはとくにリーマンショックのあと、苦しくなった。それはエンゲル係数にも表れている。
(長期)各国のエンゲル係数の推移 韓台中仏独米日
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グラフ中のフランスの上昇について、フランス人はこう分析している。家計の購買力の低下である。
> Apres 2007, la part du budget consacree a l’alimentaire se redresse
> 2007年の後に、家計のうち食料に割り当てられる部分が増加に転じる
>
> 消費支出全体に占める食料の割合が2007年以降ふたたび上昇している。2007年に19.4%と
> いう歴史的な低水準に達したあと、2013年には20.4%に再び上がり、その後2014年に非常に
> わずかに方向を転じた。つまりこの上昇は1960年代はじめからつづいた下落傾向をストップさ
> せたということである。
> この方向転換は2つの要因の結びつきによるものだ。2008年以降の購買力の低下は他の
> 消費支出を強く抑制したにもかかわらず、食料の購入数量にはわずかにしか影響していない。
> また他方で、消費の他の部分の価格に比べて食料の値段が明らかに維持されているという
> こともある。(以下略)
Cinquante ans de consommation alimentaire, 09/10/2015、報告書pdf、Encadre 1 囲み記事1
URLリンク(www.insee.fr)
しかしエンゲル係数の上昇の背景にある購買力の低下は、フランスよりも日本のほうが酷いのではないだろうか。
だが日本は何ともない。むしろライフスタイルの変化だということになってる。
フランス人はなぜ日本人のようにうまく誤魔化さないのだろうか?