18/12/10 12:41:06.61 Er4g5GYf0.net
■現在の世界は反グローバリスムの流れだが、なぜ今まで欧米を中心に世界がグローバリズム一辺倒だったかのか?
資本主義、自由主義経済の企業の経営者はさらに力(権力)を欲し金を儲け独占しようと考えます。
また株主至上主義では経営者は株主に評価され株主により多く還元できるように目先の成果ばかりを求めます。
そうするためにはより多くの世界に市場を広げ、
中間をなくし底辺をより貧しくし、0.1%の経営者などの金持ちはより金持ちになるよう、株主により多く還元できるように、
金持ちが底辺から搾取するシステムを作り格差を拡大させる必要があります。
コストカット、低賃金労働者を求めて海外に工場をつくり、国内でも労働者の賃金を下げるために低賃金奴隷として移民を入れる。
輸出を拡大し儲けるにはコストカットが必須でもあり金持ち、経営者にとって中間、底辺層が苦しみ貧乏になることが望ましいわけです。
彼らに国民を豊かにし内需で儲けるという選択肢はありません。
内需主導では海外から富を奪えず格差も拡大しないので、金持ちがより金持ちになる搾取するシステムではないからです。
0.1%の経営者、金持ち、支配層がさらに金と権力を独占するためにはグローバル化が必須なのです。
ただ民主主義国家でそれを実行するためには、経営者、金持ちは圧倒的な少数派ですから、まともにやったら勝ち目はありません。
そのためには一般大衆を騙し誘導する必要があるわけですが、
そのためにはまずテレビや新聞といったメディアを自分達の配下にする必要があり、
メディアを買収するなり莫大な広告料を払いスポンサーになるわけです。
そして配下にしたメディアに自分達に都合がいい情報だけを流させ、一般大衆を自分達に都合がいい方向に誘導するわけです。
もう一つ金持ちが底辺から搾取するシステム作りに必須なのが政治を支配することです。
政治家に自分達の要求する搾取のシステム作らせ、国政でも外交でも自分達に都合がいいことを実効させなければいけません。
そのために金の力で政治家を買収する、自分かまたはその同類が政治家になるわけです。
メディアを支配し偏向報道、嘘の情報で大衆を騙し誘導し、
政治家を金の力で配下にして自分達に都合がいい搾取のシステムを作る。
民主主義国家でありながら共産主義、独裁国家同様に、極一部の特権階級が金と権力を独占するシステムと支配層がこうやって作られていったわけです。
(経営者、金持ちでも、アメリカのトランプ大統領のように自国、自国民を愛し守り繁栄させることが第一という人もいます。
高度経済成長を成し遂げた戦前育ちの日本の経営者たちも、自分の目先の利益より国益、日本を守ることが第一という人が多かった。
なにより日本的経営により会社全体が家族のような一体感があり従業員をモノのように扱うことはなかった)
しかし、経営者が目先の成果を上げ株主に還元し、金持ちがより金持ちになるシステムはいずれも
国家、民族の伝統文化を破壊させ衰弱、弱体化することに繋がるために、
保守、ナショナリストにはそれを受け入れることができないし、労働者は搾取される一方で苦しみ続ける。
現在はネットの普及によって支配層、経営者、金持ち側であるメディアの嘘もバレて、
移民、格差拡大での被害も目に見えるよう表れることになったことで、
欧米で反グローバリズムの流れが止まらなくなってきたのです。
ところが現在の我が国、日本では、周回遅れでグローバリズム一直線であり、安倍政権が売国行為をヤリタイ放題やっており、
日本の破壊が加速度的に進んでいるという状況なのです。