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織田信長も冷酷非情な戦国武将のイメージが強いが、戦死した兵の遺族に手厚かった、と聞いた。
そもそも、明智光秀に謀反されたのも、敵だった明智光秀を味方として引き入れたからだった。
昭和天皇も、最後の最後まで、日米開戦を嫌った、と伝えられている。
確かにアメリカの行為は理不尽だ、と感じたかもしれない。
しかし、絶対に勝てないことは明白であり、開戦は避けるべきだ、というのが天皇の印象だったようだ。
そのため、周りに押し切られる形で、渋々、天皇が開戦を決意したことを、
大戦果のように喜んだ軍人たちの言行が、遺されている。
天皇も、本当は独裁者ではなかった。
しかし、国民向けには、軍部は、天皇は絶対神であるかのように喧伝された。
「天皇の決断」をしたのは、実際には軍部（Ａ級戦犯や戦犯企業）だった。
しかし、その事実は国民には隠蔽され、すべて天皇に責任は擦り付けれられた。
「我が闘争」とは、単なる書籍だ。
「我が闘争」を根拠として、アウシュビッツ収容所など、後に「戦争犯罪」と称される残虐行為を実行した下手人は、個々のドイツ人だ。
同様に、天皇の主張する「大東亜共栄圏」の理想を、覚醒剤を使った玉砕や特攻隊、中国人を人体実験の素材に使った７３１部隊や
従軍慰安婦や徴用工のような具体的な政策に書き下したのは、個々の日本人だ。
ヒトラーも織田信長も天皇も、単なる神輿、つまり、彼らの影に隠れて、残忍な行為を行い、
そして、その責任を押し付けられる生贄だった、と理解すれば納得できるかもしれない。
例えば、翻って現代、公務員や安倍晋三総理だけを特例扱いした森友学園問題がある。
安倍晋三本人はどこまで、問題に直接、関与したのだろうか？
公務員らが、与党政治家に責任を擦り付ける形で、
法律の非中立的な運用など、私利私欲を欲しいままにしていることは周知の事実だ。
で、公務員らの勝手な振る舞いを多めに見てもらうためには、
少々、大臣にも、鼻薬をかがせて、黙らせて置かねばならない。
だから、彼らは共謀して、政治家の個人的な私利私欲を優遇して、大臣だけには、
この日本という国家が、すばらしい理想の国であるかのように騙そうとしているのではないか？
人間とは卑怯なものだ。 出る杭を犠牲にして、自分だけ、その成果を徒党を組んで盗もうとする。
映画：「十戒」で、神から授かった石版を持ち帰ったモーゼが失望する場面が描かれている。
モーゼが必死に、奴隷の身分から救い出したはずの奴隷たちがモーゼが留守の間に行なっていたことは、
なんと、自らが、過去に所属していた奴隷社会の縮図に過ぎなかった。
結局、彼ら奴隷は、最初から救われるに値しないような人々だった。
【入管法改正】安くこき使える労働者を確保するために外国人で拡充しようという目論見が透けて見える
ｽﾚﾘﾝｸ(newsplus板)
日本人は、最初から、この現在の社会が犠牲者、奴隷無しには、成り立たない社会であることを理解していない。
つまり、日本人が過去に於いても、現在に於いても不当な搾取によってのみ、現在の繁栄を享受している、という事実から目を背けている。