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光州地方裁判所順天支所、名誉毀損認め懲役6カ月を宣告 「回復不能な傷をつけても、反省どころか責任回避」
講義中に日本軍「慰安婦」被害者を侮辱する発言をした順天大教授が、懲役刑を宣告され法廷拘束された。
光州(クァンジュ)地方裁判所順天(スンチョン)支所は18日、「慰安婦被害者の名誉を傷つけた容疑で起訴された順天大学のS教授(55)に懲役6カ月を宣告し法廷拘束した」と明らかにした。
裁判所は「S氏は、大学教授として学生たちに虚偽の事実を指摘し、すでに大きな被害を被った高齢の被害者を侮辱し、回復しがたい傷を負わせた」として、起訴事実を認定した。続けて「自身の誤りに対し全く反省せずに、責任を回避しようとしており、これに相応しい処罰が必要だ」と量刑の理由を明らかにした。先月23日に1審の宣告を受けたS教授は、光州地方裁判所に直ちに控訴した。
S教授は昨年4月、順天大学物理教育学科の学生14人を相手に講義している間、「慰安婦」強制動員被害者を侮辱する発言をし、厳しい視線を浴びた。彼は「私が見るに、実はおばあさんたちはよく知った上で行ったのだ。日本に狂ったあの連れて行かれた女たちも、みんな芸があったからついて回ったんだ」と話した。
この発言が知らされると、「順天平和ナビ(蝶)」などの市民団体は昨年9月、名誉毀損の疑いでS教授を検察に告発し、大学には罷免を要求した。彼は昨年10月、全国的に非難が高まり、順天大学から誠実義務と品位維持義務に違反したとして罷免された。罷免に従わなかったS教授は、1月に教員請願審査委員会に再審を申請したが棄却されると行政訴訟を起こした。
9/26(水) 6:57
ハンギョレ新聞
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