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記事入力 : 2018/11/06 09:01.
釜山で日本企業の就職博覧会、韓国各地から人材殺到
釜山市の国際会議場BEXCO(べクスコ)では5日、面積3200平方メートルの第2展示場に
日本企業112社の採用ブースが並んだ。正装した韓国の青年約1000人が全国各地から
釜山に駆け付け、会場を埋めた。
今回のイベント「2018日本海外就業博覧会」は就職難にあえぐ青年を支援するため、
韓国政府が日本企業を呼び集めたものだ。釜山に続き、7日にはソウルでも開かれる。
日本への就職を目指すイベントとしては最大規模だ。
釜山とソウルで合計約700人を採用することが日本企業の目標だ。事前に6200人の志願を受け付け、
書類審査で対象者を2500人まで絞り込んだ。
今回の就業博覧会は大韓海峡(対馬海峡)を挟み、韓日両国の経済がどれほど対照的かを
まざまざと見せつけた。韓国では大企業も契約期間1年以上の常用労働者を減らしているが、
日本はソフトバンク、日産自動車、全日本空輸(ANA)といった超優良企業が韓国人を採用しようと
今回の博覧会に参加した。液晶パネル用のガラスで世界シェア20%の日本電気硝子、
日本3大テーマパークのハウステンボスも参加した。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)のグローバル雇用室のチョン・ヒョク室長は
「昨年までは全世界の企業で就職博覧会を開催したが、今年は日本企業が良質の雇用を
多く提供してくれたため、日本単独での開催となった」と説明した。
日本は長期不況を乗り越え、景気を回復させた後、求人難から外国人雇用に乗り出している。
その半面、韓国は青年失業率が5年連続で上昇している。今年3月には11.6%まで上昇した。
体感青年失業率は22.7%を記録した。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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