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GUNGRIFFON THE EURASIAN CONFLICT
[ 1996年3月15日 ]
21世紀初頭、頻発する局地紛争、異常気象で緑の大地は失われ、食糧危機も発生。
そんな中、アメリカは各国との安保条約を一方的に破棄。
南北アメリカ大陸の国々と『アメリカ自由貿易協定(AFTA)』を締結し、世界の警察を辞め経済・軍事のブロック化と孤立主義を開始。
これに対しヨーロッパ諸国とロシアは『汎ヨーロッパ連合(PEU)』を結成。
日米安保を破棄された日本は、アジア・オセアニアの国々とで『アジア太平洋共同体(APC)』を取りまとめたが、
域内最大国である中国の影響が大きなものとなった。
そしてアフリカ地域の国々である『アフリカ統一機構(OAU)』とで、世界は四極化した。
アメリカという巨大市場を失ったこともあり、数少ない成長圏OAUへの影響を競うAPCとPEU。
その小競り合いは、PEUを引き込んだリビア、そしてそれに対抗すべくAPCを引き込んだエジプトとの争いを発端として徐々に拡大し、ついには全面戦争へと突入する。
そして日本も中国の戦力供出圧力に対し、日本外人部隊を創設して戦力派遣する。
APC内の不協和音、シベリアの独立、沈黙を守るAFTA…世界が荒廃してもなお人類は戦争を始めたのだった。