18/10/11 19:15:04.43 CAP_USER9.net
肉や魚だけでなく牛乳や卵など動物由来の食品をいっさい口にしない人々、「ビーガン」。日本でも健康志向の高まりから広がりをみせる中、フランスでは一部の「ビーガン」による過激な活動が社会問題となっている。
今月3日、フランスで開かれていたのはヨーロッパ最大級の畜産見本市。肉牛をはじめ、数多くの家畜や畜産物が展示された会場。その一角では、食肉の販売に反対する団体が主催者側と激しいもみあいになった。
過激な動物愛護主義者で動物を食べることに強い反感をもつ人々。彼らは、肉や魚、牛乳や卵など動物由来の食品をいっさい口にしない「ビーガン」と呼ばれ、一部の過激化したグループがこのように直接的な抗議活動を行っている。
抗議活動をしたビーガンの女性「残念ながら今の社会で議論を起こすためには、ショックを与えるようなやり方や実力行使が一番効率的なの」
動物愛護の観点だけでなく、美容や健康にいいとされる「ビーガン」。海外の人気歌手や俳優をはじめ多くのセレブたちが取り入れるなど世界中でいま、ブームとなっている。
フランス国内でも、肉はもちろん、動物性の脂や調味料を一切使用しない「ビーガン専門店」が広がりつつあるが、実はいま、一部のビーガンによるこうした過激な抗議活動が社会問題となっている。
ある精肉店での抗議活動の映像には、女性が持つプラカードに「精肉店は職業ではない」と書かれており、店の経営者と押し問答となった様子が映っている。
通行人「こんなことはバカげているよ。やるなら他人に迷惑をかけているような人に抗議しろ」
通行人が女性に対し声を荒らげるシーンもあった。
別の精肉店は、去年と今年5月の2度にわたり襲撃を受けた。
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襲撃された精肉店の店主「店の正面とこの辺り全体に血のような液体がまき散らされていたんだ」「窓はこことこことここが壊され、そしてここにはまだヒビが残っているんだ」
ガラス窓の修理費用など日本円にして約160万円の損害をこうむった精肉店。店の防犯カメラには、窓ガラスにブロックを投げつける3人組の姿が映っていた。
襲撃された精肉店の店主「今度は従業員や客、私たちを攻撃してくるのではないかと心配。ビーガンの主張は尊重するけど、自分たちがしたいことをするのは自由、私たちがしたいことも尊重してほしい」
身の危険を感じるほど激しさを増す抗議活動。中には食肉処理施設などに侵入して家畜を逃がしたりする様子を撮影して、ホームページなどで公開する団体もある。フランスのメディアなどはこうした告発への共感が徐々に社会に広がり、過激な活動を後押ししていると分析している。双方が歩み寄る術はないのだろうか。
ある「ビーガン」団体のリーダーは、店への襲撃などには関わっていない、としつつ社会全体が肉食をやめるまで過激な活動が続くのは仕方がないという。
ビーガン団体のリーダー「私たちの社会において動物から搾取することをやめるときが来ていると思うわ。精肉店など店の破壊はよくないですが、活動家が訴えたいのは動物が感じる苦痛。何百万もの動物の死と虐殺が本物の暴力ということ」
健康志向の高まりから世界中で広がりをみせる「ビーガン」だが、フランスでは社会不安の要因の一つにもなりかねない様相を呈している。
2018年10月10日 19:00
日テレニュース
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