18/09/29 12:50:59.34 gMw5sRnX0.net
>>2 もう100%でいいよ
>100%は無理だろうけど、消費税など何らかの増税は必要だろうな。
以下のように、
他の先進国と比べて、日本の債務は大きく、財政はかなり悪いから。
*政府純債務残高(対GDP比)の推移(1980~2018年)
(日本, アメリカ, ギリシャ, スペイン, イタリア, 韓国)
URLリンク(ecodb.net)
2016年の「純債務 対 GDP比」を比較すると、
日本→ 152.85%
アメリカ→ 81.46%
スペイン→ 86.48%
イタリア→ 120.23%
韓国→ 6.82 %
・このように、イタリアの120%もかなり高いレベルだが、
そのイタリアよりも高いレベルの日本の債務や財政状況はかなり悪い。
・『日本』は、
1991年のバブル崩壊後から、『右肩上がり』に急激に債務を拡大させて来ている。
原因として、「1989年のベルリンの壁の崩壊後に『世界がグローバル化』して来たこと
と少子高齢化の影響が強い。」と思われる。
・『イタリア』も前々から債務が多く財政状況が悪かったが、
近年債務が大きくなって来ているのは、やはり「グローバル化の影響が大きい。」と思われる。
(このことも大きな要因となって、
イタリアで「アンチ・グローバリズム」の極右政権が誕生したのだろう。)
・『アメリカとスペイン』は、
2000年代あたりから、他の欧米など先進国と同様に「グローバル化の影響を受けて」、
債務が右肩上がりで増えて来て、
日本やイタリアほどでは無いが、財政が悪化して来ている。
しかし、ここ数年債務が増えていないのは、歳出を減らすなど『財政再建』に取り組んだからだろう。
・『韓国』は(中国もだが)、
少子高齢化のスピードが数年後には日本と逆転するが、
「純債務 対 GDP比が、約7%弱」と、
他の先進国と比較してかなり債務が少なく、財政を健全に保っている。
その理由として、年金制度などで『先行してた日本政府の政策の失敗を見て』、
韓国政府は、社会保障に税金を投入することを諦めたからだろう。
そうしないと、韓国の財政が持たないので。
・『中国』も同様の理由で、
社会保障に税金を投入することを諦めたようである。
それで韓国ほどでは無いが、中国も比較的債務が少なく、財政が良好な状態のようだ。
*『純債務』とは、
「一般政府の総債務から、(年金の積み立てや外貨準備などの)金融資産を差し引いた債務」のことを指す。
純債務=総債務ー金融資産、総債務=金融資産+純債務
*『一般政府』とは、「国と地方自治体と社会保障基金」のことを指す。
(日本の場合、社会保障基金とは、年金の積み立て。)