18/09/12 14:51:59.34 3FtMVO2F0.net
>>791
永遠に日銀が国債を買い続けることは不可能だから。
現在でもかなり低い金利の膨大な量の国債資産が日銀は資産のうちのほとんどを占めているので。
それで金利が上昇して来ると、日銀が債務超過に落ちる危険性がある。
*だから、将来景気や不況になった時に、
日銀は金利を下げて景気を刺激する政策を打てない状態。現在でも。
つまり、日本の中央銀行で日本の金融システムの中枢である日銀は、
金融政策を実行出来ない状態に陥っている。
日本の中央銀行は機能不全に陥っている。
*それで、日本の中央銀行が本来の機能を取り戻すため、
日本の金融システムを機能させるため、
日銀は自身が保有するかなり低い金利の膨大な量の国債資産を
長い期間をかけて少しずつ減らしていく。
それが、異次元の金融緩和のいわゆる『出口』戦略。
(日銀が抱えるETFなど大量の株資産も問題なのだが、主に問題になるのは、
その日銀の資産のほとんどを占めるかなり低い金利の膨大な量の国債資産だろうけど、
株資産の危険性も考慮すべきだろう。)
*しかし、その出口に向かう道は長い期間がかかり、
しかも、日銀が出口に向かおうとすると、
日本の景気や経済、金融が悪化したりする危険性がある。
「引くも地獄、(バブルが弾けたり、日本の金融や経済が悪化する危険性があるので)
引かぬも地獄」
という状態に現在日銀は陥っている。
これが「(異次元の金融緩和の)出口が見えない。出口が無いのではないか?」
と懸念されていることである。