18/09/05 16:26:12.38 CAP_USER9.net
■おなかがペコペコ 頼みのコンビニは長蛇の列
台風21号の直撃を見越し、早めに到着した人の姿も目立った関西国際空港第1ターミナルビル。冠水で滑走路が閉ざされた4日昼には、行き所のない利用客でごった返し、関空島内のいずれの飲食店も満員だった。このときコンビニで購入したバナナが、まさか唯一の食料となるとは…。
午後2時ごろ、台風による被害状況を確認しようと保安区域の搭乗ゲート内へ向かうと、保安検査場で「ゴーッ」という轟(ごう)音(おん)が鳴り響き、その場でのけぞった。まるで地響きのようだった。
記者室で少し仕事をした後、再び第1ターミナルビルのロビーへ。このとき、2階で電気がついていたのは一部の店舗だけで、3階は完全に真っ暗。“頼みの綱”のコンビニには100メートル以上の長蛇の列ができていたが、午後8時半には閉店した。
日付が変わった午前2時ごろ、第1ターミナルはさらに蒸し暑くなっていた。うちわで仰ぎながら眉間にしわを寄せている人、地面に突っ伏して寝ている人…。あまりの暑さに、屋外で横になっている人の姿もあった。
午前5時半ごろ、神戸空港に向かう高速船乗り場に向かうバス乗り場へ。数百メートルの列が3重にも4重にもなっていた。慣れない場所で一夜を明かした疲れとほっとした様子が交錯する利用者の姿が印象的だった。
強烈な台風の直撃を前に、泊まり込みになるかもしれないと着替えを持って関空へ向かった。ただ滑走路が海