18/08/19 00:32:07.14 fSjOGiFj0.net
1990年代のはじめ頃までの、ほとんどの国民は、自分たちは、国側が勝手に
暴走して始めた戦争で多くの犠牲を負担させられたのに、国側からちっとも
補償を受けていない被害者だと思っていたんだよね～。
ところが、米ソ冷戦が終わって、米国にとって日本が邪魔な存在になり始めた
頃に、保守系だったはずのフジテレビの戦後特集番組で、露木茂さんが、「これ
からの日本人は、被害者としての立場ではなく、加害者としての立場であの戦争
を振り返るべき時代に差しかかってきたようです。」とかいう発言で締めくくった
ので、びっくりしちゃったな～。
それまでは、他の局で「アジア諸国での日本軍の蛮行」を特集する場合も、「国民
は、こういう蛮行をした国や軍の被害者だった」というスタンスだったのに、保守系
のはずのフジテレビが、戦後に生まれた世代もひっくるめて日本人全員に加害者と
しての責任があるかのように言い出したんだよね～。
しかも、発行部数が少ないから目立たなかったけど、その少し前の頃に、産経新聞
が、従軍慰安婦問題を最初に報道して、コッソリと火付け役をしておいたから、韓国
や中国で日本に戦後補償を求める人たちが現れて、もともと左派だった朝日や毎日
の皆さんは、そのネタに飛びついただけなんだけどね～。
ところが、もともとの火付け役だったフジ産経が、朝日や毎日が戦後補償問題や慰安
婦問題に火をつけ回っているというデマを広めたんだね～。
本当は、戦前・戦中には、一部の日本人の中には、そんな犯罪行為をした人たちもいな
かったはずはないのに、ほとんどの国民は、自分の身に覚えがないから、「そんなことを
言われる筋合いはない！」と怒り出し、自分たちが国や軍の被害者だという意識が薄れ
て、「自分たちは加害者ではない！」と主張することに夢中になってしまって、一番トクを
したのは、敗戦後に国を売った人たちの子孫にあたる自民党の皆さんなんだよね～。