18/07/15 08:00:56.38 TVu/N/Pc0.net
>>303
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山崎経済研究所の山崎所長によると、中国に工場建設をすると必ずこうなるという典型例が王子製紙が江蘇省南通市に設立した南通工場だという。
これほど典型的な失敗例はないが2003年に工場建設を発表した時は実に意気揚々としたものだった。
「南通市に2000億円の投資をしてパルプと製紙の一貫工場を2006年までに建設する。中国の製紙需要は無限大で、この工場で120万トンの製紙を生産することができる」
王子製紙は日本最大の製紙メーカーだが国内での需要は頭打ちで、海外での生産拡大が急務だったが選んだ先が悪かった。あの腐臭ただよう中国である。
すぐにでも一貫工場(製紙業界ではパルプ工場と製紙工場を併営して一貫生産するのが一流企業と言われる)ができるような計画だったが、すぐに地方政府からクレームがついた。
「地方政府との合弁でなければ建設を許可しない」
注)この辺の事情については先に詳述してある。
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なぜ合弁でないとダメかというと地方幹部の天下り先の確保と縁故採用の強制、日本の技術を盗むための技術者派遣、そして最後に企業が逃げ出した場合にすべて接収を図るためのお目付け役として常に地方政府が目を光らせるためである。