18/06/23 01:43:55.48 CAP_USER9.net
※続きです
■税制改革でニューヨークとカリフォルニア から80万人が移動?
国民はこうした現状をどのように受けとめているのだろう。
2018年4月、世論調査会社ギャロップ が実施した調査では、1015人の米成人のうち48%が「税金が高過ぎる」と不満に感じていることが分かった。
しかし69%を記録した1968年をピークに、不満を抱える国民は減少傾向にある。
米国では2018年に入り、トランプ政権による大規模な税制改革が実施されている。
個人の所得税の最高税率が39.6%から37%に引き下げられたほか、標準控除枠が以前のおよそ2倍に拡大されるなど利点を前面に打ち出しているが、「最大の恩恵を受けるのは高所得層」との非難も上がっている。
しかし保守党のエコノミスト、アーサー・ラッファー氏とスティーブン・ムーア氏は、新たな税制法案により、今後3年にわたり約80万人が税金の高いカリフォルニアとニューヨークから、税金の低い地域へと移動すると予想している。
州・地方税(財産税、所得税または売上税)の控除額上限が 1 万ドルに制限されるため、高所得層が納める税金も高くなるというのが根拠だ。
両氏の予想では、カリフォルニアの高所得層の税率は現在の8.5%から13.0%に跳ね上がるという。
ニューヨークの1000万ドル以上の高所得者は、税率が50%以上に引き上げられる可能性もあると、保守党のアナリストは見ている。
※おわり〆