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<大阪震度6弱>倒壊の塀、鉄筋不足 基礎との接合部分 6/20(水) 11:39配信 毎日新聞
大阪府北部で震度6弱を記録した地震の影響で、同府高槻市立寿栄(じゅえい)小のブロック塀が
倒壊して女児が亡くなった事故で、塀の基礎部分(高さ1.9メートル)とコンクリートブロック
(1.6メートル)を接続する鉄筋の長さが33センチしかなかったことが明らかになった。
専門家によると、ブロックの上部まで鉄筋が届いていなければならず、接続部分が
脆弱(ぜいじゃく)で危険な構造だったという。
大阪大大学院の真田靖士准教授(コンクリート系構造学)が19日、文部科学省の現地調査に
同行して確認した。真田准教授によると、ブロックの厚さは15センチで、8段分が
積み重ねられていた。ブロックと基礎部分をつなぐ鉄筋は、基礎部分に13センチ、
ブロック内に20センチ入っていた。鉄筋は太さ1.3センチで、長さ約40メートルある塀に
約80センチ間隔で約50本埋め込まれていた。
接続部分以外にも鉄筋は確認されたが、基礎部分とはつながっておらず、真田准教授は
「強い地震だったので、非常に倒れやすかったと思う」と話した。
ブロック塀は地震で通学路側に倒れ、登校中の同小4年、三宅璃奈(りな)さん(9)が下敷きに
なって亡くなった。塀の高さが1.2メートル超の場合、3.4メートル以下の間隔で設置が
必要とされる「控え壁」と呼ばれる補強材もなかった。違法な建築物だった疑いが強まり、
大阪府警は19日に業務上過失致死容疑で現場検証。塀の設置の経緯や内部構造を調べている。
一方、大阪府警は20日午前、ブロック塀の解体作業を始めた。業務上過失致死容疑で
現場検証しており、今後塀を押収して内部の構造を調べる。【伊藤遥】
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