18/06/16 18:48:26.69 CAP_USER9.net
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■強まる小箱への取り締まり
GERONIMOに限った問題ではない。
今年に入ってから、「小箱」と呼ばれる小規模なクラブやミュージックバーへの取り締まりは強まっている。
1月末、渋谷のクラブ「青山蜂」が全国で初めて風営法違反(特定遊興飲食の無許可営業)容疑で摘発され、経営者ら3人が逮捕された。
3月下旬には、原宿の有名DJバー「bonobo」に警察が立ち入り。観客が体を動かす様子を見とがめた警官は、経営者を「踊っているね?」と問い詰めた。
4月上旬にも、渋谷や六本木などの少なくとも10店舗に一斉立ち入りが行われている。
危機感を募らせた店舗側は業界団体「ミュージックバー協会(MBA)」を設立。田中さんは協会の代表理事に就任した。今後は法律の運用改善や立地規制の緩和などを求めていく考えだ。
■「ダンス禁止、馬鹿げている」
田中さんは言う。
「音に合わせて体を動かすのは自然な行為。これから外国人観光客を増やしていこうというなかで、『ダンス禁止』というのは馬鹿げています」
GERONIMOがオープンしたのは1994年。欧米を中心とする外国人客が8割を占める。外国人観光客向けの口コミサイトでも「東京で最高のバー」「素晴らしく楽しい雰囲気」などと高い評価を誇る。
ロバート・デニーロやヒュー・グラント、オアシスのノエル・ギャラガーら海外セレブも多く訪れる有名店だ。
「ウチの店はもともとダンス営業をしていないし、張り紙をしたところで経済的な影響はありません。ただ、風営法が小箱やピアノバー、ジャズバーなどの営業を『遊興』として幅広く規制しているのは疑問です」
「深夜の遊興に罰則を科し、立地エリアも狭い。ここまで厳しい規制をする必要があるのか、改めて議論していく必要があるのではないでしょうか」
■警視庁「清浄な風俗環境を保持」
小箱への一斉立ち入りについて、BuzzFeed Newsの問い合わせに警視庁は4月23日付で次のように回答している。
《個別案件については、お答えを控えさせていただきます。なお、当庁の実施する立ち入りは、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律、および同法施行条例に規定する各種義務の履行を確保し、もって善良の風俗と清浄な風俗環境を保持するとともに、少年の健全育成に障害を及ぼす行為を防止することを目的としております》