18/05/08 16:28:24.35 ReKtCxU00.net
フランスの場合は体に触ったかどうかとは関係なく、しつこさと精神的ダメージで判断さ
れるような感じ
セクハラは刑法222-33条で犯罪。パリのOrsay法律事務所の解説によると、2012年の
改正によって定義のあいまいさが改善され、罰則が強化されたという。
現行の定義によると、セクシャルハラスメント(harcelement sexuel)とは、反復して行わ
れる性的な発話または行動のうち
―その傷つけるような、または辱めるような性質によって被害者の尊厳を毀損し、かつ
―被害者の意思に反して怖がらせるような、敵意が生じるような、または感情を悪くさせ
るような状況をつくりだすもの、をいう。
これとは別に、1回かぎりの言動であっても、自分または第三者のために性的な行為の
機会を得るという目的を実際にもって、あるいは明らかにそういう目的をもって、何らか
の重大な威圧おこなった場合には、セクシャルハラスメントとみなされる。
この場合、具体的には採用面接や昇進面接といった1回かぎりの機会に行われうる「性的
おどし」が想定されているという。
罰則は、2年の投獄や3万ユーロの罰金となっている。
フランス刑法222-33条(同条を改正する2012年の法律2012-954)
URLリンク(www.legifrance.gouv.fr)
パリのOrsay法律事務所の解説
URLリンク(www.orsaylaw.com)