18/04/08 10:20:19.97 CAP_USER9.net
集英社のグランドジャンプで連載開始された「日本が核攻撃を受ける」という漫画を監修している人物の主張が、なんだかとんでもないことになっています。詳細は以下から。
まず見てもらいたいのは新作漫画「東京核撃」。『東京が核攻撃を受けた』という設定を元にした「東京マグニチュード8.0」のような作品とみられますが……
問題なのはこの作品を監修している、札幌医科大学教授で日本会議北海道本部理事の高田純氏。
日本会議は森友・加計学園問題への関与や、日本が(結果的に)歴史修正主義者の国であることを世界に知らしめる「歴史戦」への後押しなどで知られる極右組織で、海外では「日本最大のナショナリスト団体、ウルトラライトカルト」とまで報じられています。
そんな団体で理事を務める高田氏による「日本人」の定義はこちら。日本国籍があっても「先祖代々日本列島に暮らしている」「先祖が外国からの侵略や圧力に対して戦った」「現在、危険国からの工作員たちと戦っている」に該当しないと日本人ではないそうです。この時点で沖縄に住む人々や、満州や朝鮮半島などの外地に入植した人々は一律で排除されることになります。
10代以上続いていることも必須だそうなので、カップラーメンの生みの親、安藤百福氏などを日本人と認めてはいけないようです。なぜか「君が代」を歌えることも必須条件とされていますが、明治時代に国歌として制定された君が代は「古来から続く日本の伝統」ではありません。
雑な定義付けで自らの意に沿わない人々を「日本人ではない」と嘲り、「我こそ日本人」とマウントを取りたいだけでは……とすら思える高田氏の言説。案の定、共謀罪に反対する人々について「この人たちの国籍を調べたら、どうなるでしょうか?!」と揶揄しています。
ちなみに高田氏は極右放送局「チャンネル桜」に何度も出演経験があるほか、アパグループの主催する「真の近現代史観」懸賞論文で優秀賞を獲得、幸福の科学出版から著書を出版するなど、筋金入りの(自称)保守論壇の人物。
そのような人物を監修として起用できる集英社の懐の深さには、ただただ驚かされるばかりです。
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