18/04/06 00:52:46.38 XVBzyd0T0.net
カンボジアのPKOから20年以上が経って、国連のPKO自体が大きく変わった
変わる契機となったのは、1994年のルワンダでの大虐殺
数カ月の間に約100万人が殺されるというジェノサイドを、PKOがいながら止められなかったということが国連のトラウマになります。
そして登場するのが「保護する責任」という概念
2010年に始まったコンゴ民主共和国のPKOでは、武装勢力が住民に危害を加える前に殲滅しろと特殊部隊を投入して先制攻撃することまでが承認されました
良い悪いは別にして、国連はここまで来てしまっているのです。
こういう中では、「PKO派遣5原則」 など成り立つはずがありません。昔と違って停戦合意が破れたからといって撤退するわけにはいかない
自衛隊には軍法が無い。自衛隊が万一駐留地で住民を殺害してしまった場合は
日本の刑法の殺人罪が適用される。武器使用の範囲だけを緩和されても、これでは武器は使用できない。あまりに自衛隊員をないがしろにしている
PKOの軍事部門(PKF)に部隊を出すことにこだわっている先進国は日本と韓国ぐらいです。アメリカをはじめ他の先進国は、司令部に幕僚は出しても部隊は出しません
部隊を多く出しているのは、伝統的に余っている部隊を国連に貸し出して外貨稼ぎをしたい発展途上国
そして国の内戦が自国にも降りかかるという集団的自衛権的な動機で派遣する周辺国
PKOは辞めることが�