18/03/10 16:39:51.32 2/1Q4Qjm0.net
昔読んだ本で、著者の友人に国学者が居て、
それの父親が政治家だったんだと。
ある時その親父の政治家に何かの文章を書いて貰う
依頼が有って、親父さんが原稿書いて居たのだと。
そしてその原稿を見た国学者の息子が驚いたのが、
文頭の一行空けもして無ければ改行もしないで、
びっしり文章を書き込んであったのだと。
「親父殿、此れは幾らなんでも酷い、もう少し
文章らしく書かないと・・・」と言ったら親父殿曰く、
「文章や誤字を直して文章を整えるのは本屋の仕事だ。
俺は依頼された原稿分の仕事を、誤魔化しなく遣るだけだ」と言ったらしい。
昔の人は余り読み下しにこだわらなかようだし、そして昔の記者さんも
一々取り上げなかったのは、読み下しの違いなんぞの下らない事等よりも、
主旨がどうかが重要と言う事が分かって居たからだろし、校閲は新聞社側の仕事と
弁えていたからだろう。
昨今の記者が原稿の読み下しや誤字などの本末転倒な些末な事に拘るのは、
政治家の本質が理解出来ず、そして政治家に何を求めるかも理解できてない
劣化した馬鹿が多いと言う証左だと思うわ。