【下町ボブスレー】このままでは「日本の恥」に? 「下町町工場美談」の闇と「低性能を世界にアピール」することの無意味さ ★11at NEWSPLUS
【下町ボブスレー】このままでは「日本の恥」に? 「下町町工場美談」の闇と「低性能を世界にアピール」することの無意味さ ★11 - 暇つぶし2ch593:名無しさん@1周年
18/02/10 10:49:25.95 /zmTMZ7V0.net
広報活動だけには熱心で肝心の中身がスッカスカって同じようなことを繰り返してるんだな
虚構の「まいど1号」が持ち上げられ、意義ある「はやぶさ2」がつぶされる現実
大森 敏行=日経エレクトロニクス 2013/01/07 06:00
URLリンク(techon.nikkeibp.co.jp)
 「まだこんなことが信じられているのか」。テレビのニュース番組を見ていてうんざりした気分になりました。
東京都大田区の町工場が中心になって開発した「下町ボブスレー」を取り上げたニュースでのこと。
「東大阪でも町工場が『まいど1号』という人工衛星を作って打ち上げたことがあった」と紹介されたのです。
 この番組の内容を信じる限り、ボブスレーは本当に大田区の町工場が開発しているようです。
これに対し、まいど1号(SOHLA-1)は名目上は東大阪市の中小企業から成る東大阪宇宙開発協同組合
(SOHLA、現 宇宙開発協同組合SOHLA)が開発したことになっています。
しかし、実態はほぼ「宇宙航空研究開発機構(JAXA)が作った衛星」です。
その事情を、日経エレクトロニクス雑誌ブログ「まいど1号の憂鬱」で取り上げました。
 このコラムで私は「(東大阪の企業は)衛星の構造体をJAXAから渡された図面に従って製作したり、
衛星に使う一部のモジュールを納入したりした、というのが実態です。
中には、外部のメーカーからモジュールを購入してそのまま納入した企業もあったようです」と書きました。
まいど1号は、設計から開発、組み立て、試験、打ち上げまで、実際にはほとんどJAXAとその周辺の企業が担当しました。
これを「東大阪の中小企業が協力して開発した」と呼ぶのはあまりに無理があります。
 それどころか、内実は「協力」とは程遠いものでした。まいど1号の当初の旗振り役だったアオキ 社長の青木豊彦氏は、
SOHLAの内輪もめから、打ち上げの日を待つことなく組合から離れました。
尽力した企業も、テレビ番組などで取り上げられていた企業とは少し異なっていたようです。
まいど1号開発のJAXA側の責任者だった橋本英一氏は、アオキ、伊藤電子、八光電子工業、デュアル電子工業、
シキノハイテックといった「SOHLAとの関係が薄い中小企業」の協力は評価していました。
しかし、同氏の口から「まいど1号を開発したとしてメディアにたびたび取り上げられていたSOHLA組合員企業」の名前が出てくることは、なぜかありませんでした。
 まいど1号を運用していたのも基本的にはJAXAです。まいど1号はSバンド(2G~4GHz帯、実運用周波数は非公開)と
アマチュア無線(受信周波数437.505MHz)の2種類の通信機器を搭載していました。
2009年1月23日の打ち上げ後、Sバンドによる運用をJAXA、アマチュア無線によるデータ受信を大阪府立大学が担当していました。
想定されていた運用期間が3カ月だったこともあり、JAXAは2009年夏までには運用を終了したと考えられます。
同年9月、SOHLAは資金難などを理由にまいど1号の運用を停止すると発表し、同年10月15日に運用を終了しました。


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