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- 暇つぶし2ch2:販売元の会津よつば農協(会津若松市)の赤城康浩米穀課長は「高品質米をお手頃価格で買えるからではないか」とみる。  会津産コシヒカリは、日本穀物検定協会の「特A」評価を過去20年で18回獲得している。コシヒカリでは新潟県魚沼産に次ぐ回数の高品質銘柄だ。食味評価と連動し、価格は魚沼産、新潟県産に次ぐ高値で取引されていた。しかし、原発事故以降、風評被害の影響で価格は低迷する。  17年産米の価格は全国的に上昇した。生産調整(減反)による供給量の引き締めや夏場の天候不順などが要因だ。会津産コシヒカリも値は上がったが、相対的な位置付けは変わらない。  昨年10月の相対取引価格は1万5411円(60キロ当たり)で、「特A」評価が過去1回の茨城県産や千葉県産と同じ価格帯に位置付けられた。そこに賢い消費者の「買い」が集中した。  突然の人気復活に会津よつば農協は当惑する。17年産米は3割強を卸業者や飲食店などに直接販売し、残りを全農福島県本部に販売委託する計画を決めている。直接販売量を増やせず、新規契約を断らざるを得ない状況になっている。  会津よつば農協は18年以降、消費者動向を踏まえ、価格安定や生産者の手取り額増につながる直接販売を増やす戦略を練る。長谷川一雄組合長は「風向きは確実に変わっている。直接販売を4割まで持っていく」と意欲を見せる。  福島県で風評被害などを調査した東京農大の門間敏幸名誉教授(農業経営)は、会津米が産地名をうたい消費者に受け入れられている点を挙げ、卸小売業者が買いたたく交渉カードとして「風評」が機能しなくなってきたと指摘する。  価格はコメ本来の価値に見合ったレベルに戻ると予測。「会津米は元々、ブランド力がある。積極的に名前を売り出すべきだ」と助言する。 http://storage.kahoku.co.jp/images/2018/01/21/20180121kho000000007000c/001_size4.jpg




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