18/01/20 17:50:27.55 mfhId3dC0.net
金融庁が9月に公表した「金融レポート」(平成27事務年度)では、貯蓄性保険商品について、商品特性を分析して、
「比較的単純な商品を個々に提供することで、より低コストで同じ経済効果を得られる選択肢があるにもかかわらず、
顧客に対し、そうした情報提供を行わないまま、商品構成が複雑な商品を提供し、高い手数料を徴収するといった
行為は、顧客のニーズよりも、販売・製造者側の論理で金融サービスを提供しているのではないかとの見方が出来る。」
(p67)と述べている。
この分析の意味を分かりやすく言い換えると、ポイントは2点だ。
まず、より安い手数料コストで同じ効果の商品が提供できるのだから、「外貨建て保険は、明らかに損な商品だ」
というのが第1点目のポイントであり、そうであるにもかかわらず、明らかにより良い選択肢を隠して高い手数料の
「外貨建て保険を売る金融機関は悪い」(「顧客のニーズよりも、販売・製造者側の論理で金融サービスを提供」
するとは「悪い商売をする」の言い換えだと読んで差し支えなかろう)。