18/01/14 21:01:30.05 4Fnu3rml0.net
08年の金融危機を受け、中銀の伝統的ではない金融政策である超低金利政策と大規模な資産購入が実施された。
当局は伝統的な手段をほぼ使い果たした後、金融市場の急落と迫り来る実体経済の崩壊に直面し、緊急手術に踏み切らざるを得なかった。
緊急手術によって、市場の際限のない下落に歯止めがかかったのは確かだろう。しかし意味のある景気回復を推進する効果はほとんどなかった。
主要7カ国(G7)の年平均成長率は危機後の10年以降、1.8%にとどまっている。類似点がある1980年代と90年代の2回の景気回復局面(計8年)の3.2%に遠く及ばない。