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BPOの放送倫理検証委員会は、12月14日の会見で「重大な放送倫理違反がある」との判断を下した。しかし、ネット上には動画がアップされたままである。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
・抗議活動を行う側に対する取材の欠如を問題としなかった
・「救急車を止めた」との放送内容の裏付けを確認しなかった
・「日当」という表現の裏付けを確認しなかった
・「基地の外の」とのスーパーを放置した
・侮蔑的表現のチェックを怠った
・完パケでの考査を行わなかった
委員会は、検証のために2回現地での調査をした。その上でニュース女子が報じた内容を否定。
TBSによる不二家捏造報道について
URLリンク(www18.atwiki.jp)
2007年08月06日、放送倫理検証委員会は審理の結果、「内部告発の存在自体に捏造はないものの、重大な放送倫理上の問題があった」とし、「勧告」より弱い「見解」の扱いとすることを発表した
TBS『みのもんたの朝ズバッ!』不二家関連の2番組に関する見解
2007(平成19)年8月6日放送倫理検証委員会決定 第1号
URLリンク(www.bpo.gr.jp)
BPOが認定したことと出した結論の要点
●10年前不二家平塚工場で働いていたという情報提供者は存在した(いわゆる「しこみ」「やらせ」じゃない)→(結論)→証言者の「ねつ造」なかった。
●情報提供者Bの存在は確認できなかった、かつ、TBSによれば、BはAの知人で、AからTBSスタッフの電話番号を聞いて電話してきた。Bの電話を受けてTBSは再び不二家に電話して確認したが(不
二家は否定)、不二家側に「確認はとれていない」と言ってくれといわれた(不二家は否定)。そのときメモをとっていたが紛失してしまった。証言者Bとはその後音信不通で連絡とれない。→(結論)→話の
流れからTBS側の説明に無理はなく、放送に踏み切ったことに「放送倫理上の責任」は問えない。
●テレビで返品されたチョコレートの再包装・再出荷の証言であるかのように使われたVTRは、実は証言者がカントリーマアムについて語っているものだった(ただし不二家によればカントリーマアムは平塚
工場では作られていない)。ディレクターがカントリーマアムという商品名を知らずチョコレートのことだと勘違いしていた。放送には使われなかったが、チョコレートの再包装を証言しているVTRも存在し
た。→(結論)→「確認不足」「不勉強」の問題はあったが「悪意」はなく「放送倫理上の責任」は問えない。
●放送では証言者が10年前の従業員であったことは伏せられていた。そのことは放送前の打ち合わせで、プロデューサーらや司会者も記憶している。目的は証言者の身元を伏せるためだったが、別の週の放送
では15年前、10年前などの証言をきちんと明示している。→(結論)→4月18日の訂正放送で訂正はされている。
●使用されなかったVTRには証言が「伝聞」であることがわかるような発言があるにもかかわらず、放送したVTRやスタジオ演出は、証言が実体験であるかのような「誤解を与えかねない」作りになった→
(結論)→「伝聞情報」と「直接情報」の違いの重要性を知らない「不勉強」「不注意」であって、「猛省」を促さなければならないが、「悪意」はなかった。「放送倫理上の責任」は問えない。4月18日の
訂正放送で訂正はされている。
●4月18日の訂正放送は訂正の主体や範囲が不明瞭だった。しかも不二家側の抗議から3ヶ月も経過しており、3月末に週刊誌などで、一斉に報道された後からさらに2週間以上たってからだった。→(結論
)→視聴者に対する最低限の誤解は解消された。
●チョコレートが再利用されたかどうかは、解明されなかった。→(結論)→不二家は10年以上さかのぼってもそのような事実はなく検証委員会に全面的に協力すると申し出たが、白黒つけるのは検証委員会
の役割ではなく、不二家はそのようなことは、TBS側に示すべきだ。