17/12/08 02:43:48.98 3YxgtqQe0.net
>>811
PCIe版は本体とのやりとりがPCIeの帯域で律速されるのとメモリの少なさがネック。
一方、メニーコアを本体CPUとして使うKnightsLandingはというと、アクセラレータだと本体側CPU側の処理になるんで
表面化しなかったシングルスレッドの遅さが全面に出てくるのと、コア数の割にメモリ帯域が少ないことが問題になって、
既存コードではまずとんでもなく遅くなる。
現状では、PCIe版ではXeon Phi側で手動でコンパイルしたバイナリを動かすというのが半ば放棄され、Intel MPIのサポートが切られた。
結果、PCIe版はMKLのアクセラレーションもしくはOpenMPで自動にXeon Phiにオフロードされる、お手軽アクセラレータになった。
一方、KnightsLandingはテスト導入した人がどう使おうか途方に暮れるシロモノに。
HPC分野諦めて、UltraSPARC Tシリーズみたいにサーバ用途目指したほうがいいんじゃないかと言われてる。