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司馬遼太郎は代表作「坂の上の雲」の中で
明治維新から日露戦争までの三十余年を「これほど楽天的な時代はない」]。近代化によって日本史上初めて国民国家が成立し、「庶民が国家というものにはじめて参加しえた集団的感動の時代」[の中、秋山兄弟や子規に代表される若者達は新興国家の成長期に青春時代を送り、
「個人の栄達が国家の利益と合致する昂揚の時代」に自らが国家を担う気概を持ち、その意識を疑うこともなく政治・軍事・学問など各々の専門分野において邁進したと述べている。
江戸時代のままだったら、日本人という意識が生まれることはなく
会津人、薩摩人、長州人、土佐人のような小国の集まりにすぎない、日本に対する愛国心など生まれることはないので
長州を倒すためには外国列強と同盟を結び、同じ日本人であるはずの長州を壊滅させて、列強の植民地にしても、大喜びしている状態
そんな国だと、まあいずれ丸ごと列強の植民地になっていただろう
あの時代のアジアの国で明治維新は奇跡的な大成功としか思えない
オレは司馬遼太郎の意見に100%同感だなあ