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当事者になると慎重に? 加計問題対応、林文科相が一転
2017年8月4日00時18分
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「今は当事者になったので……」。内閣改造に伴って就任した林芳正・文部科学相は3日の記者会見で、学校法人「加計(かけ)学園」の問題をめぐり、着任前の産経新聞のインタビューで文科省と内閣府の双方を「第三者がチェックした方が良い調査になる」と述べていたことについて一転、慎重な姿勢を示した。「文科省の立場で透明性をもって説明していく」と語った。
林氏は7月12日付の産経新聞で、加計学園の獣医学部新設問題について「政府の対応が後手に回った」と指摘。「内部調査にも限界はある」としたうえで、「文部科学省と内閣府にまたがる話であれば、第三者が両方を調査対象に突き合わせてチェックするというプロセスがあった方がより良い調査になる」と答えていた。
林氏は3日の会見で「第三者性の重要性は認識している」としつつ、第三者による調査については「各省庁にまたがる話になるので、私のところでやる、ということではないのかなと考えている」と述べた。