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“第2の森友”で揺れる今治市 形ばかりの説明会に住民激怒
2017年4月12日
URLリンク(v.gendai.net)
これでは市民が納得するはずがない。
安倍首相の“お友達”である岡山市の学校法人「加計学園」が愛媛・今治市に新たに開設する岡山理科大獣医学部の問題。
大学用地として市が約36億円の土地を“タダ”で差し出すことに対し、
市民に不満の声が高まる中、11日、市民会館で市主催の「大学獣医学部の開学に向けた説明会」が開かれた。
収容人数200人の大会議室は、開始前からほぼ満席。
冒頭、菅良二市長が「大学は将来、飽和状態になるが、獣医学部なら希少価値がある」と挨拶。
続いて獣医学部長候補の吉川泰弘氏がパワーポイントを使って概要を説明したのだが、
なぜか資料は配布されず、肝心要の
「なぜ、市が土地をタダで差し出すのか」
「本当に学生は集まるのか」
「大学がタダで手に入れた土地を担保にして
カネを借り入れることを市はどう考えているのか」
といった説明は一切なかった。
質疑応答でも、市側は「市民を対象とした説明会なので質問は市民に限ります」などとクギを刺し、
集まった報道陣の質問をいきなりシャットアウト。
“サクラ”とみられる出席者から、「大学設置には期待している」みたいなヨイショ質問ばかりが相次ぐ中、
ようやく終盤になって、
「(県と市から合わせて)130億円もの寄付を受ける加計孝太郎理事長が今日、不在なのはなぜか」
との批判の声が出たが、
事務局側は「ご指摘があったことを伝えておきます」と逃げ回るばかりだった。
説明会終了後、出席者からは
「これは単なるアリバイづくりだ。何の疑問も解明されていない」との
怒りの声が続出したのもムリはないだろう。
“第2の森友問題”は、まだまだ闇が深い。