17/07/16 21:18:47.56 +7w821tv0.net
>>125 2020年のプライマリー・バランスの黒字化達成するのは仕方無いよ。
それほど日本の財政が悪化し、
これから50年など何十年単位の長期的な財政健全化への道筋をつけないと
日本の国民が悲惨なことになるから。
貧困層や高齢者など弱者が一番悲惨な目に遭う。
*これからも長らく日本の低成長時代は続くから、こんなもんだよ。1.4%なら良い方。
グローバル化がアフリカなど地の果てまで辿り着き、経済成長の源泉だった
数百年間の『空間が拡大』する時代は終わった。
(後は、南極、海底、宇宙ぐらいしか無い)
経済成長出来なくなったので、東南アジアやインドなど途上国を除いて
特に日本も含めて欧米先進国は低成長時代に入り、今後も低成長が長きに渡って続く。
それと共に、世界的にさらに格差は拡大する。
そのためもあってか、日本も次第に格差が拡大し、
中間層の所得は減少して、分厚かった中間層が消滅しようとしている。
ちなみに日本の財政悪化が深刻なのは、低成長時代が長期的に続くこともその一因。
50年とかの今後の日本の経済成長率は、良くて1.5%で1%辺りを推移して行く
と予測されている。*
国の財政は今でも火の車で、さらに少子高齢化が加速するのでその火の車に油が大量に注がれる。
*90年代以降、不況もあって所得税など減税し続けている。
反面、少子高齢化で年金や医療などの社会保障費が増大したので、
90年代以降、日本の財政赤字は急速に膨らんでしまったから。
小泉政権の2000年代前半など景気が良い時に、増税すれば良かったんだけど、しなかった。
現在国の借金は1000兆円を超えてしまい、GDPの200%を超えている。
(年金資金や外貨準備などの国の金融資産を差し引いても、GDPの150%に達する。
これは欧米など先進国の中で一番で突出して多い)
そして、未だに一般会計の歳出100兆円弱に対して収入の不足分は、35兆円ほどあり、
それが毎年毎年続いているから、さらに国の借金は増え続けている。
そして、2025年には、人口が多い団塊の世代が後期高齢者となり、
医療費だけで50兆円から75兆円に増大する。あと9年後の話。*
だから、消費税増税は待った無し。
しかし、2020年の基礎的財政収支(プライマリー・バランス)の黒字化を達成するのに
8兆円足りない。
(2020年のプライマリー・バランスの黒字化の達成は、
これから50年など数十年間にも渡る『長期的な財政健全化への道筋』のほんの『一里塚』
『一里塚』でさえ達成不可能なら、
「『長期的な財政健全化への道筋』は全く見えなくなってしまう」。)
消費税1%を上げると、2.5兆円の増収になると計算するので、
8÷2.5=約4
だから、2020年までに消費税を4%上げる、消費税を12%にすると、
2020年の基礎的財政収支の黒字化を達成出来る計算になる。
なので、2020年までに消費税を最低12%まで上げる必要がある。