17/07/12 06:49:59.39 CAP_USER9.net
>>1 続き
その一方で、個人経営の酒屋さんは、
売り上げが伸びた…わけではなさそうです。
【げんじ商店・樋口雄一さん】
Q法改正されてお店はいかがですか?
「なかなかこれといった変化は見られないですね」
Qスーパーや量販店はどのくらいの価格でやっている?
「まったく上げてないところもあるし、
特にイオンさんだと全然上げてなかったり…。
あと(酒の)ディスカウントショップですね、
やっぱり安いです。ほとんど上がっていない」
こちらの酒屋さんでは、
現在このビール6缶を1240円で販売していますが、
規制が始まっても値上げをせず、
1000円程度で売っているスーパーもあるというのです。
国の規制があるにも関わらず、
なぜ値上げしないのでしょうか?
小売り最大手イオンはこう話します。
【イオン広報の見解】
「ビールの売り上げは当社が日本一なんです。
大量に調達するため、さまざまなコストを低く抑えているので、
今回の規制が始まっても、
価格を見直す必要がありませんでした」
つまり「企業努力」を主張しています。
他のスーパーでも、
「イオンが値上げしていないなら、
うちも値上げするわけにはいかない」との声が聞こえています。
酒税法に違反した場合の罰則基準が曖昧で、
規制が形だけになっている現状が浮き彫りになりました。
Q.この法改正は意味があったのか?
【げんじ商店・樋口雄一さん】
「まだ1ヵ月なんで、これからに期待したいですけども、
しっかりした罰則(の例)が出てくるようになって、
何件かがそういうふうなことになると、
もしかしたらみんなも値上げしてくるかもしれませんね」
その一方で、こんなところに恩恵が。
元々、値引き販売していないローソンでは、
6月の酒の売り上げが、5月と比べて7%増えていました。
街の酒屋を守ろうとした国の規制で、
スーパーのビールの売り上げは減少、
コンビニだけがUPという皮肉な結果になっているようです。
終