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★国境地域の道路建設でブータンの批判に反論
2017.7.6 05:00
中国外務省ウェブサイトによると、同省の耿爽報道官は定例記者会見で、
中国がブータンとの国境地域の平和・安寧維持に関する協定に違反しており、
中国軍による関係地区での道路建設は現状を変える行為だとの認識を
ブータン外務省が示したことに対し、「中国側は中国・ブータン間の
関連の協定を一貫して厳守している」と反論した。
耿報道官は「中国側が何度も強調しているように、洞朗（ドクラムの中国名）
地区はこれまでずっと中国に属し、一貫して中国側の有効な管轄の下にあり、
争いは存在しない」と主張。「中国とブータンの国境交渉は１９８０年代に始まり、
これまで既に２４回行われている。両国は依然として正式に国境を画定していないが、
双方には国境地域の実際の状況と国境線の方向についての基本的な共通認識が
存在している」とし、「洞朗が中国に属するという点について、
中国とブータンの双方に意見の相違はない」と述べた。
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