17/07/04 00:54:28.05 7fyy1dXf0.net
>>779
ああなるほど。あなたはかなり詳しいのね。物理の拡散方程式からのつながりで、金融モデルを少しかじったので、動学モデルでアローとかまでは習った。
URLリンク(web.econ.keio.ac.jp)
6.4.1 学習モデル
1960 年代において成長論がさかんに展開された時期に、技術進歩を内生化するという理論もおおく提示された。Arrow(1962) が有名である。
この時期における内生技術進歩をともなう成長論は、6.2 節で示した生産関数の中立技術進歩指標が、他の経済変数と関係するとして均衡成長経路が存在するかを調べるものがほとんどである。
注意7 収穫逓増とみえる生産関数~ F(K; L) は分析者の視点からのもので、Arrow らはモデル内の生産者が(6.15) を知らずに、F(K; AL) に対して利潤最大化などの合理的行動をとり、限界生産力に従う要素所得分配が成立すると想定した。
実は、学習モデルにおいて均衡配分とパレート最適配分が乖離する理由は、この点に求められる。
つまり、分析者の視点からの収穫逓増は、モデル内の生産主体にとっての外部性になっているのである。
外部性についてだけど、素人なんで全くずれたアプローチするけど。
公共財の話。
アメリカは、上に書いたように、警察も消防も救急も市役所の仕事。軍は州兵で州の仕事。で、これら公共財?が市区町村でも困ってない。
外部性だから公共財は競争外にすべきと言う人は、恐らく国家主義者の公務員だと思う。日本に多いだろう。
民主主義と言うなら権力分散だし。少数意見の尊重と言うなら、やはり権力分散が必要。だから地方分権になる。アメリカはここがしっかりしている。
恐らく経済学にもその影響があるはず。